ペット(イヌ・ネコ)のためのオルニチン

オルニチンはアルギニンから生成できます。アルギニンは人の大人の場合は準必須アミノ酸で、体内で生成できるが、合成量の不足から体外から摂取する必要のあるアミノ酸です。
イヌの場合も人と同じです。
ネコの場合はアルギニンを体内で生成できないために体外から摂取する必要があります。イヌにしてもネコにしてもアルギニンやオルニチンは人と同じように体外から摂取する必要があります。
イヌとネコに違いがあるのは、イヌや人は雑食で、ネコは肉食動物だからです。肉食動物とは肉から得られる栄養が非常に大切な動物ということです。肉の中にはアルギニンが豊富に含まれています。

オルニチンのイヌやネコの体内での働きは、人の体内での働きと同じです。オルニチンは肝臓 のオルニチン回路 (オルニチンサイクル)の中で働きます。
オルニチン回路とは肝臓で、アンモニアを尿素に分解するシステムのことです。肝臓には解毒作用がありますが、オルニチン回路は解毒作用の一つです。
アンモニアは体に有害です。しかしタンパク質が腸内細菌に分解されると、アンモニアが発生してしまいます。
体は水とタンパク質でできていると言っても過言ではないため、タンパク質はとても大切です。特にネコは肉食で、肉は豊富なタンパク質を含んでいるため、アンモニアの処理は大切です。

オルニチンサイクルを詳しく見ていきます。
アンモニアはオルニチンと反応して、シトルリンになります。シトルリンはアンモニアと反応するとアルギニンになります。
アルギニンは水と反応するとオルニチンと尿素になります。尿素は腎臓に運ばれ尿として体外に排出され、オルニチンはまたアンモニアと反応するというサイクルができます。これがオルニチンサイクルです。

人は飲酒やストレスなどの要因でペットに比べて肝臓に負担をかけてしまいます。
ペットは飲酒をしないため、肝臓トラブルの原因は人とはことなりますが、ペットにもオルニチンが不可欠であることは変わりません。

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