砂抜き

しじみとウコンを摂取

肝機能を助けるオルニチンを含む食材として注目を集め始めたしじみ、それに先がけて、栄養ドリンクとして広まったウコン、この二つを同時に摂取すれば肝臓への効果は倍になるのでしょうか? 
それとも双方を一緒に摂るのは避けた方が良いのでしょうか?

まずしじみが肝臓に良い、二日酔いに効くと言われている根拠ですが、一つはしじみの中に多く含まれるオチアミン、タウリンなどの成分が、血中のコレステロールと結びついて、胆汁の分泌を促し、肝臓の解毒作用を活発にすることからきています。
もう一つは、二日酔いの原因となる、肝臓で処理しきれなかったアルコールが変異した【アセトアルデヒド】という有害物質を、しじみの持つ有効成分【オルニチン】が解毒するからです。これらは共に科学的に証明されています。

一方、ウコンが二日酔いに効くといわれていることに科学的な裏付けはなく、民間療法的、あるいは統計学的に「効いたと感じる」 人が相当数いるから、ということになりそうです。
ただし、ウコンに含まれる【クルクミン】は抗炎症作用があるので、このことが服用後、何となく胃腸がスッキリしたような気分にさせるのかも知れません。
参考までに、科学的に精製されたクルクミン(食品に含まれる天然成分ではない)は、抗癌活性を促す研究結果が示されていますが、私たちがサプリメントや飲料として口にするウコンを用いた製品は、この限りではありません。

以上のことから「しじみとウコンのどちらを摂ったら良いか?」という問いかけに対しては、前者を摂った方が良いということになります。
ただしウコンの方も「肝臓に効くメカニズムがまだ実証されていない」という状況であり、「効かないことが証明された」わけではないので、習慣的にウコンを摂取し、それが自分に合っている、体調が良いと感じている方なら、しじみと合わせて摂るのも良いでしょう。

オルニチンの肝臓におけるアルコール解毒作用http://www.shuckersoffellspoint.com/kannzounokennkou.htmlが科学的に証明されているしじみに対し、ウコンは古来からの統計学、あるいは漢方薬的に「二日酔いに効くと言い伝えられている」状況です。
私たちはこのことを記憶にとどめ、肝機能を助ける食材として自分には何が必要かを考える必要があります。