しじみに含まれるグリコーゲン

私たちは毎日の食事で摂取する栄養素から活動のエネルギーを得ています。
しじみに含まれるグリコーゲンも急激な運動を行う際のエネルギー源として重要な働きをしています。
そのグリコーゲンとはどのようなものでしょうか。

グリコーゲンとは

グリコーゲンは、しじみをはじめとする貝類やエビなどに含まれる多糖類で、人間の活動のエネルギー源の一つです。
体内に摂り入れたグリコーゲンは、肝臓や筋肉で合成され、血糖値の維持や筋肉の活動のエネルギーとして使われます。
筋肉に蓄えられるグリコーゲンの量は、筋肉の1~2%程度ですが、身体中の筋肉に蓄えられますので、総量としては肝臓の約2倍の貯蔵量になります。

体内の糖質はグリコーゲンとして肝臓や筋肉に貯蔵され、肝臓のグリコーゲンはエネルギー源の炭水化物が供給されないときに、グルコースに分解され身体中の組織のエネルギーになります。
筋肉のグリコーゲンは、筋肉の運動時のエネルギー源としてだけ使われます。

グリコーゲンの働き

疲労回復

糖質の不足や肉体的・精神的疲労が起こると、グリコーゲンがグルコースに分解され、補給されることにより疲労回復につながります。
規則正しい生活とグリコーゲンを含んだ栄養バランスの取れた食事、適度な運動が疲労回復力を高め、疲労しにくい身体作りに役立ちます。

集中力向上

グリコーゲンを摂取することで脳の働きを高める効果があります。
「疲れた時には甘いものを食べろ」といいますが、糖質を摂取すると、脳にエネルギーを補充することになりますので、脳が活性化され、精神的に安定する効果があります。
朝食を食べる子供の方が、食べない子供よりも学業成績がいい理由もここにあります。

血糖値調整

血液中の糖が減少すると、体内に蓄えられたグリコーゲンが分解され、血液中に補給され血糖値を調整します。
血液中の糖の不足は、動悸や冷や汗、手足の震えなどの症状として現れることがあります。
軽い運動では脂肪が燃焼されるだけですが、強度の高い運動はグリコーゲンの燃焼率を高める働きがあります。
栄養バランスの取れた食事と多少強度のある運動をすると、血糖値上昇の抑制や筋肉のグリコーゲン貯蔵能力のアップにつながります。

しじみに含まれるグリコーゲン

肝臓の持つ酵素で分解され、肝臓に貯蔵されたグリコーゲンだけが他の臓器でも利用できます。
しじみにはグリコーゲンとともに肝臓の機能を高めるオルニチンも含まれており、グリコーゲンを供給するだけではなく、肝臓のグリコーゲンの合成・分解機能を高めます。

しじみに含まれるグリコーゲンは、疲労回復や血糖値の調整など健康に高い効果があり、運動がその働きを高めます。
しじみで栄養を取るだけではなく、適度な運動を初めてみてはいかがでしょうか。
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