しじみとペプチドの関係性

アミノ酸同士が複数結合したものをペプチドといいます。
しじみに含まれるアミノ酸オルニチンとアラニンも結合してペプチドを形成し、健康に効果をもたらしてくれます。
今回は、しじみのペプチドがどのようなものか、どのような働きをするのかについてご説明します。

しじみのペプチドとは

しじみのペプチドは、β-アラニン1個にオルニチン2個が結合したトリペプチド(β-Ala-Orn-Orn)です。
青森県農林総合研究センターで発見され、アコルビンと名づけられています。
アラニンはしじみの旨味成分としても知られるアミノ酸ですが、肝機能強化やアルコールの分解を促進する働きもあります。
また、運動時のエネルギー源グルコースを生成し、長時間の活動を可能とする成分です。
オルニチンはもともと細胞や血液に存在する遊離アミノ酸で、必要に応じて結合して作用します。
肝機能向上、アンモニアの分解を促進して疲労回復、成長ホルモンの分泌を促して新陳代謝を促進するという働きがあります。
この二つのアミノ酸が結合してトリペプチドになることによって、血液中の存在時間が長くなりますので、その作用する時間も長くなります。

トリペプチドの働き

病気にも強い肝臓を作る

オルニチンはアンモニアを分解し、アラニンはアルコールの代謝を促進する働きを通して肝機能を高めます。
これらの働きが長時間継続すると肝機能は常に高い状態が維持できますので、脂肪肝や肝硬変などの肝臓の病気にもかかりにくくなります。

疲労しにくい身体へ

肝機能を高く維持できると、肝臓の疲労の緩和から全身疲労も軽減されるようになります。
トリペプチドはこの効果を持続させる働きがあり、アラニンは活動のエネルギーの産生を継続しますので、疲労しにくい長時間の活動ができる身体作りに役立ちます。

外的に負けない健康な肌

肝機能向上とオルニチンの成長ホルモン分泌作用の促進は新陳代謝を活発にし、肌のターンオーバーもよくなりますので、古く固くなった肌から新しい潤いのある肌に生まれ変わります。
アラニンは化粧品にも配合されるように保湿性の高い成分です。
肌を乾燥から守り、紫外線や最近などの外的にも強い美しい肌を保つ効果があります。
トリペプチドとして長時間作用することで、美肌効果も高くなります。

しじみはトリペプチドを形成することで、効果を長時間維持することができます。
継続的にしじみを摂取すると、いっそうの効果アップが期待できますので、ぜひ、積極的に摂りましょう。
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