しじみとプロペシア

プロペシアは世界60カ国以上で承認されている男性型脱毛症AGAの治療薬ですが、しじみにも脱毛を予防し、発毛・育毛を促進する働きがあります。
それぞれ作用の仕方や効果が異なります。
今回は、しじみとプロペシアの作用・効果についてご説明します。

プロペシアとは

脱毛抑制の仕組み

プロペシアは、男性ホルモンテストステロンがジヒドロテストステロンDHTに変換されるのを抑制してAGAの治療に効果を発揮します。
DHTは皮脂腺の受容体と結合することにより皮脂の分泌を過剰に促進します。
そのため、毛穴がふさがれ、毛髪の発生を阻害してAGAとなります。
プロペシアがDHTを抑制することにより毛穴の閉塞が軽減され、発毛・育毛環境を整えて効果が得られます。

効果の範囲

AGAの原因となるDHTは、頭皮の毛乳頭細胞のX染色体上の男性ホルモンの受容体に作用して発症させます。
染色体上にはレセプターを覆い隠すDNA配列があり、cagリピートと呼ばれる塩基が短ければDHTの影響を受けやすいためにプロペシアの効果はありますが、長ければ効果は期待できませんので、事前にAGA検査を受けるほうが良いでしょう。
また、服用は成人男性のみで、女性や未成年は服用できません。

副作用

副作用は性欲減退などの男性ホルモンの働きを抑えたために起こる軽度の症状がありますが、発症率も低いものです。
しかし、肝機能障害については重大な症状の発生する可能性があるという報告があります。
女性には効果がないことから使用は不適とされていますが、妊娠中の女性が接触した場合は、胎児の奇形の可能性も指摘されています。

しじみの発毛・育毛効果

新陳代謝促進で頭皮環境を整える

しじみは肝機能を高め、成長ホルモンの分泌を促進することで新陳代謝を活発にします。
新陳代謝が促進されると身体中の細胞が活性化し、皮膚のターンオーバーもよくなります。
頭皮も新しく生まれ変わり、毛穴も老廃物や汚れのないきれいな状態になり、発毛や育毛に適した頭髪環境となります。

発毛・育毛効果

毛髪はケラチンというタンパク質が主成分です。
しじみにはアミノ酸やビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれているため、新陳代謝が促進されるとケラチンの合成も促進されますので、発毛・育毛に効果があります。
また、鉄分やビタミンB12の赤血球生成、ビタミン類の抗酸化作用や血行促進作用は、体内の細胞への栄養や水分、酸素の供給をよくしますので、毛根の細胞の働きを高め、育成環境を整えます。

抜け毛抑制効果

しじみに含まれる亜鉛は毛母細胞を活性化し、発毛を促進します。
また、抜け毛の原因といわれる5αリグターゼという酵素の働きを抑えて男性ホルモンの働きを妨げ、抜け毛を防ぐ働きもあります。

しじみは食品で、プロペシアは治療薬ですから作用は違います。
しじみは人を選ぶこともなく、副作用もありません。
治療薬が必要とならないように、普段の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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