しじみとの食べ合わせに気を付けたい食べ物は?

しじみは肝機能を高めたり、貧血を予防・改善したりという効果があります。
しかし、他の食材との組み合わせによっては、しじみの栄養の吸収が阻害され、充分な効果が得られないことがあります。
今回は、しじみとの食べ合わせに気を付けたい食べ物についてご説明します。

フィチン酸を含む穀物

豆腐や玄米、小麦、トウモロコシなどのフィチン酸を含む穀物はミネラルの吸収を阻害します。
フィチン酸は鉄分やカルシウムなどのミネラルと結合して水に溶けなくなるため、腸から吸収できなくなります。
柔らかめに調理したり、良く噛んで食べることにより吸収を多少改善することはできます。

シュウ酸を含む食物

ホウレンソウやタケノコに含まれるシュウ酸は鉄やカルシウムと結合し、水に溶けにくくするため吸収を妨げます。
シュウ酸自体は水溶性のため、茹でることにより約70~80%は水に溶けだしますので、良く絞って調理すると吸収率を改善できます。

食物繊維の多い食物

食物繊維の摂りすぎは鉄分の吸収を妨げ、食物繊維と一緒に排泄してしまう可能性が高くなります。
とくに、ダイエットとしてデトックス効果の高いきのこ類や海藻類、さつまいも、ゴボウなどの大量摂取は要注意です。
通常の栄養バランスの取れた食事では気にするほどの影響はありません。

ホスビチンを含む卵黄

卵黄に含まれるホスビチンはリンを含むタンパク質で、鉄分と結合し、その結合が強いために鉄分の体内への吸収を妨げます。

タンニンを含む飲み物

ポリフェノールの一種タンニンを含むお茶やコーヒー、紅茶、赤ワインなども鉄分と結合して難溶性のタンニン鉄に変化させ、鉄分を体内に取り入れることを妨げます。
食事中にはタンニンの量の少ない麦茶やほうじ茶を飲み、食後30分~1時間ほどしてからお茶やコーヒーを飲むようにすると影響を抑えることができます。

鉄分の吸収を高めるビタミンC

制限ばかりでは食事を楽しむことができません。
鉄分の吸収を高めるビタミンCを多く含んだ食材と組み合わせると、それほど気にしなくてもいいでしょう。
赤ピーマンやいちご、キウイフルーツなどの野菜や果物がたくさんあります。

しじみの食べ合わせばかり考えても、一度の食事だけで栄養が摂れるというものではありません。
毎日継続して摂ることで、徐々に効果が現れるものです。
栄養バランスの取れた食事を考えることのほうが大切です。
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