しじみとオルニチンサイクル

しじみの健康効果は、肝臓機能の一つオルニチンサイクルへの働きかけによるものが大きいといわれます。
では、しじみは、オルニチンサイクルに対して、どのように作用しているのでしょうか。

しじみのオルニチンサイクルへの作用

しじみに含まれる成分が、直接的・間接的にオルニチンサイクルの作用し、肝臓の機能を高めています。

オルニチン

しじみに含まれるオルニチンは、肝臓内のオルニチンサイクルを構成する成分で、疲労物質アンモニアを分解・排出する作用があります。
アンモニアを尿素に変換した後は、再度肝臓でオルニチンに再生されます。
また、オルニチンは、肝臓の活動のエネルギーを生み出すミトコンドリアにも働きかけ、肝臓の機能全体を高める働きをしています。
ミトコンドリアは、肝臓や腎臓、筋肉、脳などの代謝の活発な細胞の約40%を占めており、内臓の機能性はこのミトコンドリアに負うところが大きいのです。

タウリン

タウリンは、胆汁酸の分泌、肝細胞の再生促進、細胞膜の安定化などの働きもありますが、アルコールや薬剤、食品添加物などの化学薬品などとアンモニアの分解・無毒化・排出などの作用もあります。
タウリンには細胞を正常に保つ働きホメオスタシスがあり、肝臓の働きを助け解毒作用を推進します。

メチオニン

メチオニンは、肝機能を高めて利尿作用を促進し、肝臓内の毒素や老廃物を体外に排出します。
メチオニンが多すぎても少なすぎても機能を低下させ肝機能障害を起こす可能性がありますので、毒素や老廃物排出のためには過不足することなく摂取する必要のある重要な成分です。

グリコーゲン

グリコーゲンは肝臓でも生成される成分で、筋肉活動などのエネルギー源にもなりますが、肝臓内では、肝臓の様々な代謝や機能の維持する役割があります。
筋肉に貯蔵されるグリコーゲンは筋肉活動にだけ使われ、肝臓に貯蔵されるグリコーゲンは筋肉のグリコーゲンが不足した時にも使われるため、肝臓の働きを維持するためには十分に摂る必要のある成分です。

しじみに含まれる成分が肝臓のオルニチンサイクルを直接的または間接的に支えています。
肝機能の低下は身体全体の不調にもなりますので、しじみなどを摂り入れた食生活に加え、乱れた生活習慣の改善などを行いましょう。
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