NASHとしじみの関係性

NASHは、お酒を飲まない方でもかかる非アルコール脂肪肝炎の略称です。
鉄分の多いしじみはNASHに罹患されている方は摂取を控えなければなりませんが、罹患されていなければ予防効果があります。
今回は、NASHとしじみの関係についてご説明します。

しじみの摂取を控える理由

非アルコール脂肪肝炎をNASHは肝硬変や肝癌へ進行する可能性のある非アルコール性脂肪疾患です。
肥満や糖尿病、脂質異常症、高血圧症などの疾患により肝臓に脂肪が蓄積することで起こります。
また、活性酸素などによる酸化ストレスや過酸化脂質、鉄分なども原因とされています。
脂肪肝では血液細胞の増殖も見られることから、鉄分の過剰摂取が肝障害を悪化させると考えられるため、鉄分を多く含んだしじみの摂取は控えるほうがいいとされています。

しじみのNASH予防効果

しじみにはアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養成分がバランスよく含まれています。
日頃から食事に摂り入れ健康管理をすることで、NASHにかかるのを防ぐ効果があります。

肥満解消・ダイエット効果

しじみに含まれるオルニチンをはじめとする成分が肝機能を高め、基礎代謝を高める働きがあります。
また、オルニチンは成長ホルモンの分泌を促進する働きがあるため、新陳代謝が促進されます。
新陳代謝が促進されると、糖質や脂質、タンパク質などの代謝がよくなり、効率的にエネルギーに変換されるようになりますので、余分な脂肪の肝臓や身体への蓄積を防ぎます。
しじみに含まれるビタミンやミネラルはアミノ酸とともに身体を作る成分ですが、代謝に関わる酵素の働きを高め脂肪の燃焼も促進しますので、NASHの発症要因となる肥満予防・ダイエットに効果があります。

コレステロール減少・血流改善効果

タウリンも肝機能向上に効果がありますが、血中のコレステロール減少、血流を改善する働きもあります。
胆汁酸はコレステロールを原料とし、タウリンが胆汁酸と結びつくことにより胆汁が生成されます。
そのため、タウリンを摂取すると、コレステロールが胆汁酸の生成に使われ、血中コレステロールが減少します。
タウリンには血管の弾力性を保つ働きもありますので、血流を改善して新陳代謝を促進する働きや、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果があります。
また、タウリンには、インスリンの分泌を促し、糖尿病を防ぐ作用もあります。

しじみは、NASHに罹患してからは摂取しないほうがいい食材ですが、健康なうちから食事に摂り入れていると、予防効果の高いものです。
肝機能を高め、生活習慣病や肥満の予防など病気を遠ざけてくれますので、積極的に取り入れたい食材です。
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